シアトル別院放火事件と復興支援

連絡先: ArsonRestoration@SeattleBetsuin.org

お寺の修復チームがクリーンアップの過程の下、カーペットを取り除く、消失した物のリスト作り、煙の匂いを取るためのオゾン処理の部屋を確保する、などを先導しました。ガレージのクリーンアップはセーブ出来る物を特定し、燃えた瓦礫を廃棄する、そしてアスベストの緩和の過程を始めます。多くのものがリペア出来ない状態ですが、放火修復プロジェクト・コミティー(ARPC)メンバーは残せるものを調べ、リストアップしています。これまでに24,000パウンド廃棄されました。

若林仏具製作所の代表の方がシアトルに到着され、別院のボランティアをアシストし本堂内のお内陣と菱灯籠を荷造りし、修復のために日本に送り出されました。今年1月に起こった能登半島地震のためにダメージを受けたお寺が多いために、別院のお内陣の修復は来年までかかる予定です。別院のボランティアにはお世話になりました、また婦人会には若林の方々にウェルカム・バッグを用意していただき、彼らとボランティアの方々に食事を用意してもらいました、ありがとうございました。

キッチン、ダイニング、階下のクラス・ルームのクリーニングはもうすぐ終わる予定ですが煙のダメージの査定はまだ続いています。壁とかフロアのダメージは、テストされる度にそれぞれの重ねられた層で違ってきますので追加の修復が必要になってきます。

アーカイブのメンバーは写真や記録文書などを復旧させるために努力しています。先週までに550時間を保存に費やしました。大切な時間を頂き感謝します。

皆様のご支援、忍耐、寛大さに深く感謝いたします。別院の復旧に向けてのご寄付、時間やリソース、温かい言葉など私たちには大変勇気づけられます。

 


放火の被害にあってから一ヶ月以上経ちました、お寺が閉まっている状態が続いておりますが、皆様には辛抱強くまた理解していただき感謝しています。この火事では何事も無情であるということを思い出させますが、また、強いご縁と近辺と遠方の方々の寛大さを改めて知る機会にもなりました。

お寺の各団体、コミュニティー・メンバー、ボランティアの方々から修復のための支援、時間とエネルギーなどの、オファーを受けています。近辺の白河仏教会とタコマ仏教会ではお寺の施設を特別な法要やお葬式などに使えるようにアレンジしてくださってます。

火事、煙、水のダメージの修復作業が始まります。この作業が終われば、被害の査定ができ、必要な修理の計画が立てられます。

放火修復プロジェクト・コミティー(ARPC)とボランティアの方々がお寺の損傷の査定と修復への計画を立てます。皆様にはご心配ご不便でしょうが今後も引き続きご支援いただきますようにお願いします。皆様の揺るぎない一体感は私たちが次の段階に進むのに大変貴重なことです。

シアトル別院での、放火と再発火から一週間が経ちました。最初のショックが落ち着いたところで、アーソン・リストレーション・プロジェクト・コミティー(ARPC)(放火後の修復プロジェクト委員会)がお寺の今の状態を見て修復のチャレンジの大きさを認識しました。ARPC はシアトル別院を修復するために一生懸命に働いています。

別院は現在も立ち入り禁止で、誰も入れません。お寺の事務所は他所に移動しました。連絡はメール(office@seattlebetsuin.org)になります。プロの清掃員は皆様が安全に館内に入れるように働いています。建物に入るのに制限があるために、損傷の総合評価などは今まだできていません。

この度の火災より多くの皆様から多大なダーナ(ご寄付)を頂きました、深く感謝いたします。修復プロジェクトへの多大なご支援に心を打たれております、また地域の方々からのご支援は別院の再建への重要な役割となります。私たちには透明性が最も重要なことです、新たな情報を順次皆様にお伝えすることをお約束します。お寺の状況のアップデートは新しい情報が入り次第にお知らせします。

シアトル別院一同、皆様からいただいてる温かいメッセージに心より感謝申し上げます。皆様のお言葉一つ一つに励まされ、勇気をいただいております。あらためて、これだけ多くの方に愛され、支援していただいていたのだと、心が熱くなります。

シアトル別院では、本日二度目の火災が発生しました。12月31日の火災の火がまだわずかに残っており、それが少しづつ燃え広がっていました。

12月31日の夜、不審者は、お寺の地下倉庫に保管してあった、開山時、1901年以来のお寺の貴重な歴史的資料が保管されている箇所に火をかけました。お寺の法要や諸行事、特に盆踊りに参加された方はおわかりなると思いますが、シアトル別院は、125年近い歴史の中で、数えきれないくらい多くの方々と歩みを共にしてまいりました。盆踊りに使用されていた様々な道具も、その地下倉庫に保管されていました。

お寺の修復、復興への、皆さんからのご支援に心より感謝申しあげます。また、この支援を多方面に知らせていただけると幸いです。皆様から頂いたご支援、ご親切を糧とし、これからも仏教寺院として歩みを進めてまいります。

2023年12月31日22時ごろ、不審者がお寺に侵入し、地下倉庫へ入り込みました。しばらく後に、そこへ放火し、逃げました。地下倉庫は、火災と放水により甚大な被害を受けました。煙(ガス)による被害は、お寺中に広がり、地下倉庫以外にも水による被害がありま

す。幸いなことに、けが人はいませんでした。本堂や納骨堂は火災の被害からは免れることができましたが、どちらも湿気と煙(ガス)による被害は受けています。

この火事という災難の中でも、できることから始め、浄土真宗のお寺として、仏法、お念仏の教えを広めてまいります。お寺を支えてくださっている多くの方々、コミュニティーのみなさまに感謝申し上げます。これから、お寺の復興と再建にむけて、長い道のりが待っています。これからも、みなさんとのつながりを大切にしながら、その歩みを進めてまいります。このウェブページに最新の情報を載せてまいりますので、お時間のある時にご覧ください。シアトル別院の火事からの修復、復興への支援金を送って頂ける方は、以下のリンクからお願いいたします。

小切手でも送って頂くことができます。あて先は、“SEATTLE BUDDHIST CHURCH” で、住所は、1427 S. Main Street, Seattle, WA 98144です。メモ欄に “Arson Restoration Fund”と、ご記入をお願いいたします。皆様とつながることができていること、皆様から頂いたご親切、ご協力に心より感謝申し上げます。

楠 活也 輪番
シアトル別院仏教会